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だーうぃんの種

体験報告

平成29年度青森県身体障害者地域リハビリテーション研修会に参加して
平成29年度青森県身体障害者地域リハビリテーション研修会に参加して
HAL(医療用下肢タイプ)見学感想  
 
 以前よりHALについては関係機関からのデモンストレーションの案内や導入に向けて様々検討を重ねて来ておりました。第一印象は「素晴らしい」であり、障害を持たれている方の身体機能だけではなく内面にも効果があることを知りました。自分にも「もう一度立てる」という可能性。それは障害を持もたれた方、特に下肢機能に障害がある方には大きな可能性と前向きな思考となる未知なる挑戦の一歩だと感じました。

それから数年、この度青森県身体障害者地域リハビリテーションセンター推進連絡会主催による弘前大学医学部附属病院における導入事例を研修会として伺うことが出来ました。どのように進化したのかその期待は大きなものでした。当日は本園理学療法士と若手介護福祉士との3人で参加。弘前大学大学院医学研究科リハビリテーション医学講座 津田教授の講話の後、HALの実演を見学しました。現在は、保険適用としその適応疾患は神経筋難病の8疾患(※)とのこと。ホイスト(免荷機能付歩行器)との併用により、転倒防止やバランス保持に配慮され、歩行訓練より歩行自立支援への可能性も感じることができました。本人への電極貼付によるデータ確認は以前のパソコンと違い、スマートフォン程度の大きさによるコントローラーによるものでその進化を感じました。導入コストが気になるところですが、今後は脳卒中、脊髄損傷への適応拡大や小児用HALの臨床導入への展望もあるとのことでした。

大変有意義な研修会に参加することができましたことに対し、関係機関の皆様に感謝申し上げます。

​園長

 


 
 11月21日、青森県身体障害者地域リハビリテーション研修会へ参加させていただきました。当日は、中枢神経疾患がある方への残存機能を活用しロボットを用いた歩行障害のリハビリテーション治療を講義にて学びました。また、後半ではロボットスーツHAL(歩行練習支援ロボット)の実演が行われ、どのように歩行アシストをするのかを見学しました。
 今回の研修を通じ、医療及び介護ロボットの重要性を肌で感じることができました。日々の業務においても介護ロボットの導入は利用者のQOLの向上や介助者の負担軽減に繋がる存在となり得るのではないかと思う研修内容でした。
 
介護サービス部 男性  入社3年目
 

 
*「ロボットスーツHAL」について詳しくは「CYBERDYNE」ホームページをご確認ください。
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